風のさかな

「風シリーズ」として制作している作品のひとつです。鉄の持つ重量感を出来るだけ払拭することを目指しています。事実、軽いです。風を浴び、風のように速く、風のように通り抜けたり、とイメージを膨らませた彫刻です。ご覧の通り、魚をモチーフとして、魚が持つ生命感、力強さを表現しています。北海道ですから、ニシンや鮭ということになるでしょうね。垂直に設置することで、空へ向かって飛び立つ魚になりました。

2006

素材
スチール
サイズ
W70 x H1,780 x D130 mm
依頼主
三菱地所設計、大成建設
撮影
羽田麻子