neige

3年ぶりとなる個展、札幌での開催です。

neige
Takenobu Igarashi
ネージュ・五十嵐威暢 展

清潔で無垢で冷たい雪は、
力強く美しく素朴で未熟で頼りない。
強さと弱さが混じり合った白い塊を目指した。

2022年9月28日(水)〜10月10日(月)
12:00〜18:00 火曜定休
ギャラリーレタラ
札幌市中央区北1 条西28丁目2-35 MOMA Place 3F(アメリカ領事館斜め向い)
TEL 011-621-5600  http://moma-place.jp

インタビューレポート

テラコッタ作品を制作する際にお世話になっている滋賀県信楽町の大塚オーミ陶業による『彫刻家・五十嵐威暢 ~ つくることは、生きること ~2020夏:果てのないモノがたり』と題した第4回目のインタビューレポートが公開されました。

彫刻家・五十嵐威暢 ~ つくることは、生きること ~ 第4回

「環」
2020
桃山学院大学ビジネスデザイン学科

紀尾井町にて、五十嵐威暢展

テラコッタの新作を発表いたします。

五十嵐威暢展
TAKENOBU IGARASHI EXHIBITION

東京ガーデンテラス紀尾井町
紀尾井タワー 2階エントランス

2019年11月1日(金)→ 12月25日(水)
日曜日のみクローズ(祝日はオープン)
作家在廊予定:初日14:00〜18:00

入場無料
主催:株式会社西武プロパティーズ
総合企画:いりや画廊
Tel:03-6802-8122(いりや画廊)

 

テラコッタの粘土は、かなり硬い。
彫るか、削るか、叩きつけるしかない。
つくることは破壊することと表裏一体。
即興でつくるから、直前まで具体的にならず、
強いて言えば方針があり、それに見合う土の塊があるだけ。
足元がふらつくようなマイナス要因でさえ道具となり、何もかもを総動員。
さらにスピード感が大切で、体力任せだから後ろを見る余裕はない。
先を見る力が偶然を形と表情にしていくだけである。

五十嵐威暢

 

こもれび

滝川市のhotel miura kaenのロビーに作品2点を設置しました。

ホテルはロビーエリアをはじめとして客室40室を全改修し、さらに60室を一部改修するなどしています。 改修計画は飯田善彦建築工房さんです。

写真の作品は「こもれびシリーズ」と呼んでいる合板作品で、サイズは3mx2.3m。対流によって回転します。

こもれびの横壁にテラコッタ作品も設置しました。

この作品に近いものがGINZA SIXのオフィスタワーへ行くロビー階にあります。

IMG_2537.TRIM from Takenobu Igarashi on Vimeo.

増毛駅の彫刻「テスミヌスへの願い」

photo by 窪田映子

JR北海道留萌線のかつての終着駅「増毛駅」が2016年の廃駅後100年前の姿を元に生まれ変わり、彫刻「テスミヌスへの願い」を設置する機会を得て記念式典に参加しました。
故 高倉健さんの映画「駅(STATION)」のロケ地としても人気の高い増毛駅。周辺には、ニシン漁が栄えた当時を偲ばせる建築や、名産の甘エビに日本最北の酒蔵「國稀酒造」など、この地ならではの観光名所があります。

photo by 双葉工業社 小林貞佳

photo by 萩原純敬

photo by 双葉工業社 小林貞佳

TAKENOBU IGARASHI: DESIGN AND FINE ART

五十嵐威暢の書籍が、2018年5月1日、ニューヨークのGRAPHIS社より出版されます。
デザインジャーナリストの臼田捷治氏が五十嵐にインタビューし、デザイナーとして、アーティストとしての仕事を丁寧に紐解いたテキストを英訳し掲載。また、世界の注目を集めることとなった1970〜90年代のデザイン作品から、ごく最近のパブリックアートまでを数多くの写真によって綴った大型本の英語版です。

TAKENOBU IGARASHI: DESIGN AND FINE ART

Takenobu Igarashi: Design Legend
Pre-order and Pay only $35


Retail price: $70
●  Graphis Professional Members: 50% discount automatically applied at checkout.
●  Non-members: 40% discount automatically applied at checkout.
●  Free digital copy with purchase of the hardcover book.
●  Order by Monday, April 16th, 12 PM EST to take advantage of this offer.

Tak is a designer whose design work seamlessly transcends into Art.
Kit Hinrichs, Designer & Principal, Studio Hinrichs

Tak Igarashi is unquestionably one of this century’s greatest designers.
B. Martin Pedersen, Publisher & Creative Director, Graphis
ORDER NOW

ルーチェ・アルテ「ムクムク」

北海道新幹線の新駅である新函館北斗駅にルーチェ・アルテとして手吹きガラスとLEDによる新しいステンドグラスの作品を制作しました。過去のステンドグラス作品の枠を破り、矩形や円の額縁から解放された新たな挑戦で、珍しいものと自負しています。原画制作には、いつも通りに即興性と偶然性を取り入れました。谷口吉生さん設計の秋田市中央図書館(1982)以来の私にとって2作目の大きなステンドグラス制作となりました。

JR北海道のニュースリリースページ

サントリーホール30周年を迎えて

サントリーホールのロゴをデザインして30年。「響」という漢字を元につくられていますが、これを立体化したホール正面の彫刻の他に4カ所に連作としての小彫刻が設置されています。ホールに行かれたときに捜してみてください。

30周年を記念して「響」の彫刻のイラストによるTシャツをはじめとして、新しいオリジナル商品がショップで販売されます。

サントリーホール開館30周年記念事業

インタビューレポート

テラコッタ作品を制作する際にお世話になっている滋賀県信楽町の大塚オーミ陶業による『彫刻家・五十嵐威暢 ~ つくることは、生きること ~』と題した全3回のインタビューレポートが公開されました。

彫刻家・五十嵐威暢 ~ つくることは、生きること ~ 第1回

彫刻家・五十嵐威暢 ~ つくることは、生きること ~ 第2回

彫刻家・五十嵐威暢 ~ つくることは、生きること ~ 第3回

 

スイスで3人展

スイス・ジュネーブのギャラリーで3人展をすることになりました。
お知らせします。9月29日から10月5日まで。

Nest Gallery

Creative Counseling

デザイナー・アーティスト・建築家を目指す若い人のための相談会

日時:2014年7月17日(木) 18:00‐21:00
場所:札幌グランドホテル東館3階「GINSEN」

北海道のデザイナーやアーティストや建築家が、世界へ羽ばたいて欲しいとの願いから、
クリエイティブな仕事を目指す若い人を対象に相談会をおこないます。
各分野のプロフェッショナルがヒントとなる言葉をかけることで、
次への一歩を後押しします。

すでに仕事をしている人および学生で、30歳未満、5名を募集します。
公開の集団カウンセリングとして、聴衆としての参加も可能です。

どのようにしてプロを目指すのか?
どのような努力が必要か?
留学したいがアドバイスを?
どのようにしたら仕事を得ることができるのか?

などなど、下記4名のプロフェッショナルが相談に答えます。

カウンセラー
◎五十嵐威暢(アーティスト・多摩美術大学学長)
国内外で活躍した経験をもとにアドバイスetc.
◎山岸正美(デザイナー・札幌国際短編映画祭及びデザインウィーク企画運営)
札幌のデザイン界の現状と、そこに留まらない視野でのアドバイスetc.
◎五十嵐淳(建築家・北海道佐呂間町にて五十嵐淳建築設計主宰)
北海道を拠点に世界で活躍するためのアドバイスetc.
◎国松希根太(アーティスト・飛生アートコミュニティーを拠点に制作及びイベント企画運営)
地方発の可能性・難しさ・発信についてのアドバイスetc.

詳細はこちらをご参照の上、奮ってご応募ください。
http://www.grand1934.com/gallery/art/igarashi_201405.html

お問い合わせ
札幌グランドホテル 「GRANVISTA GALLERY sapporo」
札幌市中央区北1条西4丁目 札幌グランドホテル 1階ロビー内
011-261-3311(代表)
granvista_gallery@granvista.co.jp

札幌で「記憶のかたち」展を開催します

土に触れていると何故か心が温まります。
人がやがて帰る大地の土は、
待っていてくれた故郷のようなものだから。

土は、私たちを支える地面や、
作物を育てる畑だったりしますが、
それは人を育む大地そのもの。

大地を素材にして作品をつくっているとの想いが気持ちを高ぶらせて、
今日まで続いているのかもしれません。

かけがえのない大地はさまざまな風に覆われます。
初夏の気持ちのいい風も、冬は厳しい寒さを運んで来ます。
匂いも運んで来ますし、雲を動かしたり、雨を叩きつけるし、
吹雪の強風は恐怖すら覚えます。

一方で、このような変幻万化の風は
オーケストラの演奏のようにも聞こえます。

今回の展示は、大作に取り組んだ合間に気分転換として生まれた小さな作品たちを、
故郷の暑寒別岳の山並みのように並べてお見せすることです。
作品は思いつくままに鼻歌まじりにつくられたものですが、
それは大作でも小品でも違いの無い私の中で一貫している態度です。

沢山の彫刻の山並みから風が運んで来る記憶が、
オーケストラの音楽のように聞こえるかどうか、
じっくりと耳を傾けていただけたらと思います。

2014.5.29[木]-7.22[火]
11:00-19:00(最終日は17:00まで)
無休/入場無料

会場
グランビスタギャラリー サッポロ
札幌市中央区北1条西4丁目
札幌グランドホテル1階ロビー内
tel.011-261-3311(代表)

http://www.grand1934.com/gallery/

初日に記念講演会とレセプションを開催します。
2014年5月29日[木]
18:30-19:30 記念講演会
19:30-20:30 レセプション
定員100名(参加無料・要予約・先着締切)
申込みはギャラリーまで電話にてお願いします。
011-261-3311(電話受付11:00-18:00)

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いりや画廊にて個展を開催します

いりや画廊は、奥行きが20メートル近くあって天井も高く、その空間を意識した展示になります。
身体能力を制作の道具に新しい試みをしているので、近年ではもっとも大事な作品発表と位置づけています。
お時間がありましたらご覧いただければ嬉しいです。

個展は14日からです。18日のレセプションに間に合うようにカタログを準備中です。

DM+リーフレットデザイン:古屋友章

台湾で講演をします

台湾の新荘副都心中央合舎オフィスビル(行政院新莊聯合辦公大樓 Xinzhuang Joint Office Tower, Executive Yuan)に、テラコッタの新作を設置することになりました。これを記念し、滋賀県信楽町での制作時の映像を交え「つくる」をテーマにお話しします。

日時: 2014年2月15日(土) 14:00-16:00
場所: 行政院新莊聯合辦公大樓B1F 国際会議庁(台湾)

ポスターデザイン:Yung-Chen Nieh

京橋の「ギャラリーなつか」で個展を開催します

故郷の空知地方はぼくの創作のおもちゃ箱のようなもので、
この箱の中にあらゆる遊びのきっかけが待っていてくれます。
故郷に思いを馳せ、土と触れ合い、「空知のかけら」をつくりました。

アトリエの赤ん坊たち

会場で配布する手の平サイズのガイドブックの校正刷りが届きました。
ロサンゼルスと秋谷のアトリエで産声をあげた壁掛けの木の作品を7点展示します。

アトリエの赤ん坊たち・五十嵐威暢展
JRタワーホテル日航札幌 開業10周年記念

会期 2013年9月3日(火)〜10月31日(木)
主催 JRタワーホテル日航札幌
会場 タワーズギャラリー・JRタワーホテル日航札幌ロビー内(札幌駅直結)

新病院に壁面彫刻を設置中

静岡県掛川市と袋井市が共同で建設中の病院のための作品を設置中です。
3カ所に計5点、そのうち1点は関係者の方々にも制作に参加していただきました。

「新建築」誌 2013年1月号

1月1日発売の「新建築」誌1月号で8ページにわたり、かぜのびが紹介されました。
現在、書店やインターネットで購入出来ます。
表紙とメイン記事は太郎吉蔵デザイン会議に参加された西澤立衛さんとパートナーの妹島和世さん設計によるルーヴル・ランス(ルーヴル美術館の別館)です。
かぜのびについては、撮影も二度にわたり、飯田善彦さんと私の対談も収録した丁寧な記事になっています。
同誌の記事掲載は、太郎吉蔵に続いて2回目のこととなりました。

公開制作の作品

公開制作の作品が焼き上がりました。

3点とも同サイズ 長さ3.6m x 高さ14cm x 奥行き11cm

いがらし紐のぶ商店

銀座目利き百貨街に「いがらし紐のぶ商店」として参加します。
紐は古今東西変幻自在の活躍をしている人類最大の発明のひとつ。
様々な世界の紐を使って、こもれびのカケラを小さなオブジェとして販売します。
その一部を写真でご紹介します。

銀座目利き百貨街2

イベントのおしらせ

手で作るテラコッタの新しい魅力をご覧いただきます。制作を公開し、ギャラリーでは新作を展示。
鼎談では「デザイン−アート−建築」をどう捉えているか、様々な角度から解き明かします。
初秋のひととき、お誘い合わせの上、ご参加ください。

日時 2012年9月24日(月)17:00〜20:00

会場 建築会館 イベント広場及びホール

料金 無料

内容
第一部 17:00〜18:00 五十嵐威暢テラコッタ公開制作 特別ゲスト及び一般参加者ワークショップ
五十嵐 淳(建築家)
木内 みどり(女優)
東海林 弘靖(照明デザイナー)
鈴野 浩一(建築家)
伊藤 一章(建築家)

第二部 18:30〜20:00 鼎談
五十嵐 威暢(彫刻家)
安齊 重男(写真家)
飯田 善彦(建築家)
司会進行:ジョージ・コーチ(イサムノグチ財団理事)

フード&ドリンク:つむぎや
ミュージック:タンドリンマ

ワークショップの一般参加は、5名限定です。
参加ご希望の方は日本建築学会サイトよりお申し込みください。
お申し込みの締め切りは2012年9月19日、応募多数の場合は抽選となります。
当日制作していただいた作品は、後日、信楽にて焼成し、個別にお送りいたします。

日本建築学会 シリーズ建築のみかた 第4回
五十嵐威暢テラコッタの新しい世界 ワークショップ参加申し込み
土いじりが出来るキッズスペース(参加申込不要)もあります。
………………………………………………………
五十嵐威暢テラコッタ作品展
五十嵐威暢の新作テラコッタ作品展。
テラコッタの作品集を発行。会場でご購入いただけます。
日時 2012年9月18日(火)~24日(月)11:30〜19:00(最終日17:00)
会場 建築会館 ギャラリー
料金 無料
主催:日本建築学会関東支部 後援:東京建築士会
協賛:大塚オーミ陶業株式会社 協力:株式会社イガラシステュディオ

五十嵐威暢在廊予定

18日(火)14:00〜19:00
22日(土)14:00〜19:00
23日(日)15:00〜18:00

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かぜのび

かぜのびが5月1日から一般公開されます。
展示作品が6点増えました。

かぜのび

彫刻の設置

作品を設置する日は文句なく嬉しい。

特に設置作業をする人たちがプロフェッショナルだと。

きょうの丸山さんたちは、美術館の作品設置を行う専門家。作品のどこを持つのが良いか、移動するときのチームワークなど、どの状況でも安心して見ていられる。

焼き上がり

大田区総合体育館に設置する陶彫刻が焼き上がりました。
じつは現在設置中です。待ち遠しいかぎりです。

釉薬の魅力

釉薬の世界は魔法のように神秘的です。
ものによっては毒を含んで危険です。
大田区総合体育館の作品は釉薬に本格的に挑戦する楽しみな仕事になりました。

雪の季節はお休みです

新十津川町の「かぜのび」は、雪の季節はお休み。来年5月に再び開館します。

photo by machiko endo

屋外設置のテラコッタ

元赤坂の鹿島本社(AKASAKA K-TOWER)の公開空地に水景をデザインしました。
水景は噴水とテラコッタ彫刻とストライプの床とベンチで構成されます。
エントランスホールのインテリアデザインにも参加しています。
2012年2月に完成予定。

湯河原の工房にて

大田区総合体育館に設置する陶彫刻を制作しています。
釉薬による彩色が楽しみ。インテリアを覆う1600個の凸面鏡と一体化します。

「cosmos」滝川市立病院に設置

2011年2月、故郷の滝川市に新築された病院のエントランス壁面に寄贈した作品が設置されました。
合板をカットアウトし、絹弦で結んで組立てた作品です。

五十嵐アート塾レクチャーシリーズ#24

久しぶりに太郎吉蔵で最近のこと、これからのことをお話します。
昨年から信楽で制作しているテラコッタの作品について、今夏の第四回太郎吉蔵デザイン会議、
滝川の隣町である新十津川町が改修(改修設計:飯田善彦)して渡してくれるアトリエ+ギャラリーの「かぜのび」、
春からhotel miura kaen内にスタートする「風のアトリエ」、
さらにはインターネット上に立ち上がる「風の美術館」など盛りだくさんの内容となります。
後半は会場の皆さんとこれからの活動について語り合いたいと思います。

 

五十嵐アート塾レクチャーシリーズ#24

講師:五十嵐威暢
日時:2011年3月5日(土)3:00-5:00pm
会場:太郎吉蔵 JR滝川駅より徒歩3分、北海道滝川市栄町2丁目8−9
受講料:一般1000円、学生およびA.C.T.会員は無料(当日、会場へ直接お越しください)
主催・お問い合わせ:NPO法人アートチャレンジ滝川(tel.0125-22-7337)

http://www.act-takikawa.or.jp

白色テラコッタレリーフ

信楽で制作していた白色のテラコッタレリーフが完成しました。

北海道新十津川町の吉野小学校跡を改修した「かぜのび」(風の美術館本部)に設置されます。
2011年春~初夏に、一般公開の予定です。