屋外設置のテラコッタ
元赤坂の鹿島本社(AKASAKA K-TOWER)の公開空地に水景をデザインしました。
水景は噴水とテラコッタ彫刻とストライプの床とベンチで構成されます。
エントランスホールのインテリアデザインにも参加しています。
2012年2月に完成予定。
かぜのび
故郷の北海道滝川市の隣町である農業の町・新十津川町が103年の歴史を閉じた旧吉野小学校を改修して、ぼくのアトリエとギャラリーを中心とした彫刻体験交流施設「かぜのび」をつくってくれた。(改修設計:飯田善彦)
5月から10月の期間、月曜日を除いて一般公開されている。
小さなショップではここでしか手に入らないぼくの小品が販売されているし、カフェでは特製のクッキーと美味しいお茶が楽しめる。
photo by machiko endo
ここはいわゆる美術館やギャリーとは違っていて、アートと対決するような場所でなく、いい時間を過ごすための素敵な場所にしたいと考えていて、気が付くとアートに囲まれている、そんな場所。だから作品の数も多くはない。
そのかわり、いつもと違う作品に出会えるし、作品が入れ替わって変化する空間を目指している。
その上、一度に入館できる人数を制限しているから、辺境の地であることも幸いして静かな幸せな時間が流れている。
美しい田園風景に囲まれて、のんびりとした時空間を求めて、毎日数名の方々が地元からも遠方からも訪れている。
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パセオ除幕式
昨年から信楽で制作していた4作品のひとつが、札幌駅パセオの地下広場に設置されました。
タテのラインを強調した103本の森の樹を表現したテラコッタ彫刻です。
タイトルは「テルミヌスの森」。4月29日に除幕式が開催されました。
サイズは 高さ3m × 幅18mです。
他に広場のデザインや施設内4カ所の通路にも巨大なグラフィックを担当しました。
すべてが完成するのは10月頃です。