MoMAの立体数字「2」のバリエーション

ニューヨーク近代美術館(MoMA)のポスターカレンダーのためにデザインした数字は合計4356個でした。
1年365日、数字の数としては622文字。これを1984~1991年の7年間、毎月異なるアイデアの立体数字をアクソイノメトリック図法で描きました。
世の中にコンピューターが普及する前でしたので、一部を除いて、ほとんどの下書きは烏口を使った手作業でした。

2018年に札幌芸術の森美術館で開催された展覧会「五十嵐威暢の世界」では、このMoMAのポスターカレンダーの数字の「2」だけを繋げた動画を発表しました。

5mm角の方眼に描いてきた「2」のアイデアのバリエーションを楽しんでください。

インタビューレポート

テラコッタ作品を制作する際にお世話になっている滋賀県信楽町の大塚オーミ陶業による『彫刻家・五十嵐威暢 ~ つくることは、生きること ~2020夏:果てのないモノがたり』と題した第4回目のインタビューレポートが公開されました。

彫刻家・五十嵐威暢 ~ つくることは、生きること ~ 第4回

「環」
2020
桃山学院大学ビジネスデザイン学科

紀尾井町にて、五十嵐威暢展

テラコッタの新作を発表いたします。

五十嵐威暢展
TAKENOBU IGARASHI EXHIBITION

東京ガーデンテラス紀尾井町
紀尾井タワー 2階エントランス

2019年11月1日(金)→ 12月25日(水)
日曜日のみクローズ(祝日はオープン)
作家在廊予定:初日14:00〜18:00

入場無料
主催:株式会社西武プロパティーズ
総合企画:いりや画廊
Tel:03-6802-8122(いりや画廊)

 

テラコッタの粘土は、かなり硬い。
彫るか、削るか、叩きつけるしかない。
つくることは破壊することと表裏一体。
即興でつくるから、直前まで具体的にならず、
強いて言えば方針があり、それに見合う土の塊があるだけ。
足元がふらつくようなマイナス要因でさえ道具となり、何もかもを総動員。
さらにスピード感が大切で、体力任せだから後ろを見る余裕はない。
先を見る力が偶然を形と表情にしていくだけである。

五十嵐威暢

 

新十津川町応援大使に就任

2019年5月8日、熊田町長から委嘱状を手渡していただき、アトリエ&ギャラリー「かぜのび」のある北海道新十津川町の応援大使に就任いたしました。

地域の人々とこのような関係が築けたことを嬉しく思います。
引き続き、かぜのびでの木彫制作を起点とし、他素材の作品含め、各地にアートを設置する活動を進めつつ、新十津川町の魅力を広めたいと思います。

写真提供:新十津川市

MoMAトランプ復刻に向けて

designshopの森博さんが、
【MoMAトランプ】デザイナー 五十嵐威暢のトランプを復刻したい!
と、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げ頑張ってくれています。

1993年にニューヨーク近代美術館(MoMA)から発売されたイガラシデザインのトランプの復刻、製品化プロジェクトです。
森さんがMoMAに相談を持ちかけたのは3年前。長期間の交渉の末のスタートです。

MacIIの登場でコンピューターがデザインの道具になりそうな機運を感じていた1980年代後半から90年代前半、ぼくの興味はイラストレーターのソフトに組み込まれていたブレンディングツールでした。実際、このツールで多くの作品を制作しています。
当時、MoMAサイドの担当だったルイーズ・チン女史は、「コンピューター時代にふさわしいデザインのトランプをデザインして欲しい」とプレッシャーをかけてきました。
この一言がぼくにコンピューターへの扉を開けてくれたのです。

実現に向けて、ぜひ、ご支援をお願いいたします。

【MoMAトランプ】復刻プロジェクト