五十嵐威暢アーカイブ
2023年11月1日、金沢工業大学のライブラリーセンター2階に「五十嵐威暢アーカイブ」がグランドオープンいたします。
https://igarashiarchive.jp/
2023年11月1日、金沢工業大学のライブラリーセンター2階に「五十嵐威暢アーカイブ」がグランドオープンいたします。
https://igarashiarchive.jp/
書籍「Bauhaus Typography at 100」に五十嵐威暢のテキストを元に書かれた文章と作品写真が掲載されました。
サンフランシスコの「レターフォーム・アーカイブ」からの依頼でした。
【beyond the bauhaus】という最後の章で、4ページに渡り、当時のA to Zのグラフィック作品とともに紹介されています。
★2分40秒あたりです。
バウハウスに大きな影響を受けてデザインをしてきた自分の作品や言葉が、このように重要な位置付けでバウハウスの書籍で紹介されたことを嬉しく思います。(五十嵐談)
書籍は英文で先方の執筆ですが、下記は五十嵐の原文です。
universal typeの立体化
igarashi takenobu
デザインに興味を持ったのは17歳の頃でした。
週に二日、夕方にデザインの専門学校に通っていました。バウハウスの基礎デザインを学んでいましたので、マックス・ビルとハーバート・バイヤーの二人の偉大なデザイナーの仕事はすぐに大きな刺激となリました。
幾何学が造形の法則や形になり、やがて平面や立体のアートに変身するかのような美しいビルの仕事。
メディアに広い世界を見出したグラフィックデザインの仕事から建築やファインアートの世界まで、ボーダーレスな活躍を見せてくれるバイヤー。二人は、私にとって偉大な先輩となりました。
お二人にお会いしたことはなく、書物や実物の仕事に学びながら、その影響は私の仕事を現在も支えているように感じています。
1988年のアスペンデザイン会議の最終日の講演者として招かれたとき、このデザイン会議の創立者であるバイヤーに敬意を表し、バイヤーの革新的な提案で有名な「universal type」をアクソノメトリック図法を使って立体として描きたくなりました。
aからzまでの26の立体アルファベットとして、文字はルーリングペンを使いで手で描きました。
立体アルファベットの絵本は、私の講演の聴衆1500名へ記念のプレゼントとして配布されたのです。
ニューヨーク近代美術館(MoMA)のポスターカレンダーのためにデザインした数字は合計4356個でした。
1年365日、数字の数としては622文字。これを1984~1991年の7年間、毎月異なるアイデアの立体数字をアクソイノメトリック図法で描きました。
世の中にコンピューターが普及する前でしたので、一部を除いて、ほとんどの下書きは烏口を使った手作業でした。
2018年に札幌芸術の森美術館で開催された展覧会「五十嵐威暢の世界」では、このMoMAのポスターカレンダーの数字の「2」だけを繋げた動画を発表しました。
5mm角の方眼に描いてきた「2」のアイデアのバリエーションを楽しんでください。
designshopの森博さんが、
【MoMAトランプ】デザイナー 五十嵐威暢のトランプを復刻したい!
と、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げ頑張ってくれています。
1993年にニューヨーク近代美術館(MoMA)から発売されたイガラシデザインのトランプの復刻、製品化プロジェクトです。
森さんがMoMAに相談を持ちかけたのは3年前。長期間の交渉の末のスタートです。
MacIIの登場でコンピューターがデザインの道具になりそうな機運を感じていた1980年代後半から90年代前半、ぼくの興味はイラストレーターのソフトに組み込まれていたブレンディングツールでした。実際、このツールで多くの作品を制作しています。
当時、MoMAサイドの担当だったルイーズ・チン女史は、「コンピューター時代にふさわしいデザインのトランプをデザインして欲しい」とプレッシャーをかけてきました。
この一言がぼくにコンピューターへの扉を開けてくれたのです。
実現に向けて、ぜひ、ご支援をお願いいたします。
五十嵐威暢が1970年代から90年代初頭までの間に生み出した立体文字に焦点をあてた書籍「Takenobu Igarashi: A to Z」のファンドレイジングが始まりました。
版元は英国のThames & Hudson(テームズ・アンド・ハドソン)のプロジェクトVolume(ボリューム)。
今まで未公開だった版下やスケッチなどの貴重な資料をアーカイブから蔵出しし、作品写真はもちろん、五十嵐自身の言葉も数多く収録予定。(英語版)
AからZまで、五十嵐の創造を追った本になります。
スペシャルエディション(CUSTOM COVER EDITION)では好きなアルファベットを表紙に入れることが出来たり、サイン入りポスターがついてくる特典も準備されています。それぞれ、サポートの金額も変わるので、是非サイトを覗いてみてください。
なお、vol.coのファンドウェブサイトは英語のみですが、下記に日本語の解説を記載します。
ファンドが成功し出版の運びとなりましたら、2019年夏にイギリスよりお手元に書籍が届く仕組みです。
みなさまのサポートをお願いいたします。
ファンドレイジングのウェブサイトはこちらです。
ご支援いただく資金へのRewards(リワード=支援していただいた方々へのお返し)は、金額によってそれぞれ以下のとおりです。
6,700円 BOOK
11,000円 CUSTOM COVER EDITION
14,000円 BOOK + PRINT
18,500円 CUSTOM COVER EDITION + PRINT
「お名前入れサービス」と「表紙用アルファベットの選択」につきましては、キャンペーンが成功し、制作が近づきました折にご希望をうかがいます。
ご希望の金額を選び、 PLEDGE ボタンをクリックします。(Pledge=支援者から提供される資金)
表示が薄くなっているリワードは、すでに申し込み数に達してしまったもので、選択できません。
選ばれたリワードは、ショッピングカートに入り、ボタンは PLEDGE から VIEW IN CART に変わります。
VIEW IN CART をクリックして、カートの確認ページに進みます。
このリワードを取り消すときは Remove this item をクリックします。
リワードの数は、Quantityの ー + で増減することができます。
数を変更した場合は UPDATE BASKET をクリックします。
クーポンコードをお持ちのかたは、Coupon codeのフィールドに入力し APPLY をクリックします。
このファンディングは、2018年11月29日(木)18:00世界協定時までに目標金額に達することができなかった場合には、ご支援いただいた金額を全額返金いたします。
リワード数と金額を確認し、 PLEDGE → をクリックしてチェックアウトに進みます。
チェックアウトのページでは、それぞれのフィールドに、支払いにお使いのクレジットカードに登録されている請求先の情報を半角英数字で入力します。
入力内容は以下の通りです。
FIRST NAME:クレジットカードに記載されている名前(例 Takenobu)
LAST NAME:クレジットカードに記載されている苗字(例 Igarashi)
COMPANY NAME:会社名(例 Igarashi Atelier 空白でも可)
COUNTRY:国(例 Japan)
STREET ADDRESS:番地と町の名前(例 1-1 Chiyoda)
二つ目のApartment, suite, unite etc.(optional)は空白のままでもOKです。
POSTCODE / ZIP:郵便番号(例 100-8111)
PREFECTURE:都道府県名(例 Tokyo)
TOWN / CITY:市町村区名(例 Chiyoda-ku)
PHONE:電話番号(例 03-3000-0000)
EMAIL ADDRESS:メールアドレス
CREATE ACCOUNT PASSWORD:自分のアカウントにログインするときのためのパスワード※
※Volumeでは、入力いただいたメールアドレスをアカウント名にして、自動的にアカウントを作ります。注文後、このアカウントにログインすることで、注文履歴や、送付先の情報をいつでも確認することができます。
▼こちらに、日本の住所を、郵便番号から英語表記に変換してくれる便利なサイトがあります。
君に届け!
請求先と配送先が異なる場合は、□DELIVER TO A DIFFERENT ADDRESS? のチェックボックスをクリックすると、送付先の入力画面が現れますので、同様に各フィールドに入力します。
以上を入力したら、クレジットカード情報の入力に進みます。(Stripeとは、オンライン決済サービスの名前です)
CARD NUMBER:クレジットカードの番号
EXPIRY DATE:有効期限(月、西暦の下2桁の順で入力します。例 08/21)
CARD CODE:クレジットカードのセキュリティコード番号(クレジットカードに記載されている3あるいは4桁の番号です)
プライバシーポリシー、クッキーポリシーに承諾しましたら、□I’VE READ AND ACCEPT THE TERMS & CONDITIONS, PRIVACY POLICY AND COOKIES POLICY のチェックボックスをクリックします。
VOLUMEのニュースレターを購読したい場合は □SIGN UP FOR THE VOLUME NEWSLETTER のチェックボックスもクリックします。
PLACE PRE-ORDER NOW をクリックして発注をします。
注文が完了すると、以下の画面が表示されます。
ファンドが期限内に目標額に達すると、本が発刊される旨のお知らせが届きます。
どうぞ楽しみにお待ちください。
五十嵐威暢の書籍が、2018年5月1日、ニューヨークのGRAPHIS社より出版されます。
デザインジャーナリストの臼田捷治氏が五十嵐にインタビューし、デザイナーとして、アーティストとしての仕事を丁寧に紐解いたテキストを英訳し掲載。また、世界の注目を集めることとなった1970〜90年代のデザイン作品から、ごく最近のパブリックアートまでを数多くの写真によって綴った大型本の英語版です。
TAKENOBU IGARASHI: DESIGN AND FINE ART
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ロンドンを本拠として活躍する芸術家のマガリ・ロイスが、米国の美術専門誌、ARTFORUM (March 2016)で、彼女のベスト10を発表した。本人とは面識はないのだが、その2番目に五十嵐威暢のアルミニウム・アルファベット彫刻(1983)を選んでいる。
現在、世界が注目するアーティストなので嬉しい。
Magali Reus
London-based artist Magali Reus is the recipient of the 2015 Prix de Rome for the visual arts. Her work has recently been the subject of solo exhibitions at SculptureCenter in New York, the Hepworth Wakefield in West Yorkshire, UK, and the Westfälischer Kunstverein in Münster, Germany.
TAKENOBU IGARASHI, “ALUMINUM ALPHABET,” 1983
The Japanese graphic designer is a contemporary proponent of the axonometric alphabet, used in the early twentieth century by members of De Stijl and the Suprematists alike. In the 1980s, he translated hand-drawn typographic forms into brushed-aluminum objects studded with hardware that, while rigorously precise, feature mysterious interplays of shadow and form. A wonderful example of this was the sculpture he produced in 1990 for Nike’s Air Max 180 shoe campaign, though it was only ever shown as a photograph. Igarashi’s works from the ’80s are fetishistic and tender, but they harbor at their core the futurist aspirations of a culture obsessed with the possibilities of robotics.
eki clockは、札幌駅の東西コンコースにそれぞれ1点ずつ設置されています。モデルとしたのはスイスの駅時計。スイス国内のすべての駅に、大小3000点が設置されていました。ウォッチやクロックも生産されており、1980年代初頭、アラン・フレッチャーさんが愛用されていたウォッチを見せてもらった時に初めてその存在を知りました。シンプルで明快で強く優しいデザインは、スイス人デザイナーのハンス・フィルフィカーさんが1944年に手掛けられたもの。偶然にも私の生まれた年です。札幌駅の時計をデザインしたことをきっかけに、スイスの駅時計にならって、クロックとウォッチを開発しました。
designshop(こちらでeki clockをご購入いただけます。)
パルコ・パート3のロゴの仕事はインテリアの監修をした倉俣史朗さんからの依頼でした。翌日にはデザインが出来上がっていたと思います。当時のパルコはTVコマーシャルが石岡瑛子さん、広告が浅葉克己さん。パート3の広告は戸田正寿さんがロゴを一杯に使った新聞全段のオープン告知広告をつくってくれました。
東京を訪れた外国人デザイナーの多くが訪れるスポットだったため、パート3のロゴはまたたく間に世界に知れ渡りました。
ロンドンのデザイン集団『TOMATO』は、このロゴを元に新しい作品を生み出し発表しています。
1981年にアメリカの国立デザインミュージアム・クーパー・ヒューイット(ワシントンDCのスミソニアンのデザイン部門でマンハッタンにある)から手紙が届いて、立体アルファベットの小さな版画2点がコレクショに収蔵されました。その後もたびたび連絡があり、現在、版画、ポスター、プロダクトなど15点の作品が収蔵されています。そして、最近、美術館のホームページで一部の作品についてテキストと音声で解説がされるようになりました。35年間、絶え間なく充実への努力を続ける美術館に敬意を表したい気持ちです。
<記事の日本語訳>
進展の最中
「アメリカ西海岸のグラフィックデザイナー」は、五十嵐威暢がウェストコーストのグラフィックデザイナーを日本の読者に紹介する出版物を促進するため、1975年にデザインしたポスターである。特集されているデザイナーの名前のイニシャルを立体的で彫刻のようなアルファベットで表現することによって、そのシンプルな構図に遊びの楽しさが加わっている。また、ウェストコーストの穏和な気候と陽気なオプチミズムを呼び起こす明るい配色は、アメリカのデザイン界に対する好奇心をそそう。
実に1975年は、五十嵐が後に彼のトレードマークとなる透視図法を使ったレタリングを探査し始めた年だ。彼の最初の試しみはアイデア紙130号の表紙である。同年のウェストコーストのポスターと比べると表紙のアルファベットははるかに単純で形も塊である。ラインホルド・ブラウン・ギャラリーのロバート・K・ブラウンは五十嵐の表紙のアルファベットの取り扱い方がロシアの前衛デザイナー、エル・リシッツキーが1922年にデザインしたブルーム紙(Broom)の表紙に著しく似ていることを指摘している。
ブラウンによると、字体の持つ装飾的要素に対する五十嵐の強い関心は、文字の実験的な用法を試みた1920年代のヨーロッパの前衛芸術運動と関連しているとのことだ。当時のグラフィックデザイナーにとって文字はただの実用的なコミュニケーションの道具であった反面、多くのキュービストや未来派、及びダダイストの画家たちは表現の要素として文字を用いた。
しかし決定的なのは、五十嵐はただ過去のモダンアートとデザインにおいて確立されたヴィジュアルランゲージを固守しているだけではないことだ。彼のウェストコーストのポスターは、単純な字体に複雑な構造を与えることによって装飾性を増し、実際にヴィジョンの拡張を達成している。また、彼の文字の展開はこの二点の作品に限らずこの先どんどんと発展していく。MoMA に依頼されたカレンダー・シリーズは五十嵐がどこまで文字の再発明を突き進んで探究したかを明らかにしている。
多くの意味で、彼のカレンダー作品は字体とかタイポグラフィーという言葉では表現できないほど複雑なイラストレーションである。初期の字体の化身との差異は著しい。
例えば1989年7月のカレンダーの数字は豪華な建築物あるいは遊園地の図面のようである。複雑で入り込んだ、かつ精密に描かれたディテールは見る者の想像力を掻き立て、いろいろな観点から数字を観賞することができる。実際、数字の建築構造の真っただ中に入ることまで想像できるくらいだ。
五十嵐が1980年代に文字の立体的なフォルムを追求していった結果、彫刻家として新たなクリエーティヴ・キャリアを打ち出したことは不思議ではない。 その後の作品が物語るように、彼のウェストコーストのポスターは確かにデザイナーとしての創造的転機であったと言えるだろう。彫刻的なアルファベットの構造は四次元の空間を示唆し、その後の制作活動の基盤となっている。五十嵐のアルファベットは従来のタイポグラフィーの限界を飛躍して進展していったのだ。
野見山さくら/Cooper Hewitt
2016年2月11日提載
Translation by Naoko Metzler
サントリーホールのロゴをデザインして30年。「響」という漢字を元につくられていますが、これを立体化したホール正面の彫刻の他に4カ所に連作としての小彫刻が設置されています。ホールに行かれたときに捜してみてください。
30周年を記念して「響」の彫刻のイラストによるTシャツをはじめとして、新しいオリジナル商品がショップで販売されます。
デザイナー・アーティスト・建築家を目指す若い人のための相談会
日時:2014年7月17日(木) 18:00‐21:00
場所:札幌グランドホテル東館3階「GINSEN」
北海道のデザイナーやアーティストや建築家が、世界へ羽ばたいて欲しいとの願いから、
クリエイティブな仕事を目指す若い人を対象に相談会をおこないます。
各分野のプロフェッショナルがヒントとなる言葉をかけることで、
次への一歩を後押しします。
すでに仕事をしている人および学生で、30歳未満、5名を募集します。
公開の集団カウンセリングとして、聴衆としての参加も可能です。
どのようにしてプロを目指すのか?
どのような努力が必要か?
留学したいがアドバイスを?
どのようにしたら仕事を得ることができるのか?
などなど、下記4名のプロフェッショナルが相談に答えます。
カウンセラー
◎五十嵐威暢(アーティスト・多摩美術大学学長)
国内外で活躍した経験をもとにアドバイスetc.
◎山岸正美(デザイナー・札幌国際短編映画祭及びデザインウィーク企画運営)
札幌のデザイン界の現状と、そこに留まらない視野でのアドバイスetc.
◎五十嵐淳(建築家・北海道佐呂間町にて五十嵐淳建築設計主宰)
北海道を拠点に世界で活躍するためのアドバイスetc.
◎国松希根太(アーティスト・飛生アートコミュニティーを拠点に制作及びイベント企画運営)
地方発の可能性・難しさ・発信についてのアドバイスetc.
詳細はこちらをご参照の上、奮ってご応募ください。
http://www.grand1934.com/gallery/art/igarashi_201405.html
お問い合わせ
札幌グランドホテル 「GRANVISTA GALLERY sapporo」
札幌市中央区北1条西4丁目 札幌グランドホテル 1階ロビー内
011-261-3311(代表)
granvista_gallery@granvista.co.jp
1月1日発売の「新建築」誌1月号で8ページにわたり、かぜのびが紹介されました。
現在、書店やインターネットで購入出来ます。
表紙とメイン記事は太郎吉蔵デザイン会議に参加された西澤立衛さんとパートナーの妹島和世さん設計によるルーヴル・ランス(ルーヴル美術館の別館)です。
かぜのびについては、撮影も二度にわたり、飯田善彦さんと私の対談も収録した丁寧な記事になっています。
同誌の記事掲載は、太郎吉蔵に続いて2回目のこととなりました。
ドイツ、ミュンヘンのピナコテーク・デア・モデルネ美術館で開催される展覧会ポスターをデザインしました。
ドイツ在住の下川美喜さんがキュレーションされたこの展覧会、エットーレ・ソットサス氏、ディーター・ラムス氏、フリッツ・フレンクラー氏のデザインを、日本の輪島、若狭、京都、山中、越前から選りすぐった職人さんが、産地の壁を超えて協力し合い製作された作品の展覧会です。
山崎亮さんとお喋りしました。
colocal連載「山崎亮のローカルデザイン・スタディ」第四回までアップされます。
コロカル マガジンハウス Local Network Magazine
滝川 Part1 小さな北のまちに、デザイナーたちが集まる日。
写真:酒井広司
左より、司会・大迫修三、基調講演・中村剛/染谷昇、パネリスト・鈴野浩一/五十嵐威暢/南雲勝志/山崎亮/原研哉/西山浩平/柴田文江/倉方俊輔/リチャード ギルフォイル/佐藤卓
元赤坂の鹿島本社(AKASAKA K-TOWER)の公開空地に水景をデザインしました。
水景は噴水とテラコッタ彫刻とストライプの床とベンチで構成されます。
エントランスホールのインテリアデザインにも参加しています。
2012年2月に完成予定。
昨年から信楽で制作していた4作品のひとつが、札幌駅パセオの地下広場に設置されました。
タテのラインを強調した103本の森の樹を表現したテラコッタ彫刻です。
タイトルは「テルミヌスの森」。4月29日に除幕式が開催されました。
サイズは 高さ3m × 幅18mです。
他に広場のデザインや施設内4カ所の通路にも巨大なグラフィックを担当しました。
すべてが完成するのは10月頃です。
久しぶりに太郎吉蔵で最近のこと、これからのことをお話します。
昨年から信楽で制作しているテラコッタの作品について、今夏の第四回太郎吉蔵デザイン会議、
滝川の隣町である新十津川町が改修(改修設計:飯田善彦)して渡してくれるアトリエ+ギャラリーの「かぜのび」、
春からhotel miura kaen内にスタートする「風のアトリエ」、
さらにはインターネット上に立ち上がる「風の美術館」など盛りだくさんの内容となります。
後半は会場の皆さんとこれからの活動について語り合いたいと思います。
五十嵐アート塾レクチャーシリーズ#24
講師:五十嵐威暢
日時:2011年3月5日(土)3:00-5:00pm
会場:太郎吉蔵 JR滝川駅より徒歩3分、北海道滝川市栄町2丁目8−9
受講料:一般1000円、学生およびA.C.T.会員は無料(当日、会場へ直接お越しください)
主催・お問い合わせ:NPO法人アートチャレンジ滝川(tel.0125-22-7337)
過去100年の間に出版されたデザイン専門書のベスト100を集めた書籍”Bibliographic” Jason Godfrey著がロンドンで出版され、五十嵐の作品集であるIgarashi Alphabets(ABC Verlag刊)が収録されています。
BibliographicはAmazonにて、Igarashi Alphabetsはdesignshopにてご購入いただけます。
サンタモニカのMain StreetにあるブティックAmerican Apparelの店舗外壁に
Igarashi Alphabetsが壁画として描かれています。
1980年代にデザインしたものをベースに、
同社アートディレクターのアイリス・アロンゾ女史がプロデュースとデザインをしました。